18歳から「おとな」

　今日、4月1日から、成年年齢が18歳(民法4条)に引き下げられました。
　大人として「権利」を持つ反面、「責任」も重くのしかかります。また、新成人を狙った悪質商法も心配です。新成人自身が「大人」の自覚を持つことは当然として、ご家族や周囲の人たちも、「大人」の先輩として、新成人のことを見守り、気にかけるべきだと思います。

　なお、成年年齢は満18歳に引き下げられましたが、「養育費」との関係で重要なのは、成年年齢に達したかどうかではなく、「未成熟子」かどうかです。そのこともあって、裁判所は、養育費の終期は満20歳という扱いを変更しない姿勢だと言われています。